ナイアガラは伊達じゃなかった



昨日紀ノ川祭り2009に行ってきました。前日に職場での花火大会があり、二夜連続の花火大会となりました。
この紀ノ川祭りに参加するのは初めてで、場所も規模も混雑状況も知らなかったのですが、ただナイアガラがあるのは知っていました。

場所は和歌山県橋本市の橋本橋の横の河原でした。規模としては他の有名な花火と比べて大きいわけでもありませんが、非常に整備されていてグダグダな感じはありません。

臨時の無料駐車場があり、そこからシャトルバスに乗って会場近くの駐車場まで移動するのですが、着いた駐車場前に鶏の丸焼きの看板を掲げている店がありさっそく店主に声をかけてみた。店自体は準備中で17時オープンなのですが、鶏の丸焼きはできているので売ってくれるとのこと。さっそく購入。焼きたてを切ってくれました。2日間タレに染み込ませてそれから国産の炭で焼いているとのこと。味がしみていてすっごくおいしくってそこらの照り焼きの味とは段違いにおいしいです。店主が丹念に作っているのだと感じさせてくれました。鶏の丸焼き、1つ1800円也。二人でシェアしてちょうどの量です。

そこから道なりに進むと橋本橋なるものが見えてきてその下に出店がたくさん並んでいます。もうすこし進むとスロープになっていて下の河原に降りられるようになっていました。案内の人にしたがって降りていくとまだ店は準備中のところが大半だったので、会場の地図を手に場所取りを先にしました。会場はいろいろな演目が行われるステージとナイアガラ、打ち上げ花火の三点に分かれていてみたい場所によって人がうまく分散するようになっているようです。
実際花火が始まるとたくさんの人が集まっていたのですが安全用のロープを越える人も全然いてなくて、多少無理やりシートを敷く人もいましたが、人が溢れかえってどうしようもないと言った状況はありませんでした。自分はナイアガラの前に陣取ったのでステージの様子はまったく分からなかったのですが、司会者の方の盛り上げる声だけ聞こえてきて、カウントダウンとともに打ち上げ花火がスタート。
花火は45分間にどんどん上がります。一発一発ゆっくり打ち上げるというのがあまりありません。それがみている自分にはうれしくて集中してずーっとみていました。
フィナーレっぽい花火が打ち上がると次にいよいよナイアガラです。が、その前に雨がポツポツと降り始めて周りからはナイアガラ中止になるんじゃないかという声が上がっていました。まさかと思っていながら待っていると両端から点火が始まり、長い綱を火花が伝ってくるのが見えました。その火花が真ん中で出会ってナイアガラの完成です。川のゆらめきと空の濃紺、そこに火花が枝垂れて散っている光景は幻想的で美しい。それが順に終わっていくと一抹の寂しさが沸いてきて、あぁもう終わりなのだと感傷に浸っていると、もう一度打ち上げ花火があがり、素晴らしいフィナーレを見せてくれます。気づくと雨も上がっていました。


紀ノ川祭りにすごく満足しました。やはりこういうお祭りは多額のお金がいるそうです。募金のお願いがあったので、少しばかり気持ちの募金をしてきました。ぜひ続いてほしいお祭りだと思います。

コメント

  1. 今年初の花火
    せまってくるようできれいでした。
    本物ってすごい♪
    ナイアガラを目の前でみたのは初めてでした
    いい人たちとも出会えて楽しかった。
    忘れられない思い出になりました♪
    連れて行ってくれてありがとう。

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