「先延ばし」に立ち向かうために
© Vaughan Bourke タスク管理の夜明け 自分はいい加減な人間だと思っていた。物事を先送りにするのは自分の正確によるものだと思っていた。だからタスク管理を始めた。管理をすることでこの問題が解決するのでは無いかと期待をしていた。でも、そんなことは無く、少しだけ物事がスムーズに動くようになっただけだった。 先延ばしにするのはメンタルや思考の部分がとても大きいと思う。朝起きるのがいやだなっと思ったら、朝はなかなか起きることができない。あれをしよう、これをしようと思っても、思考が入ると物事がうまく進まなくなる。なので、タスク管理システムにすべてをゆだねて、それ通り実行して思考が入る余地をなくそうというのが、佐々木正悟さんの「クラウド時代のタスク管理の技術」だと思う。 この本は実にすばらしく、タスク管理に磨きをかけようと何度も読み返し実行した。だがなかなかこれ通り実行できない。その原因はいくつかあるのだが、やはり思考の問題は大きかった。緊急の仕事で、ほかのタスクを先延ばしにするたびに「またか・・・」という思考が、そのタスクから目を背けさせていた。今やるべきかという思考がジャマしてやり始めないこともあった。自分の環境では、すぐに管理システムにアクセスできないのも、問題だった。いくつかの問題がある中でも試行錯誤を繰り返して、少しずつコントロールすることを増やしていった。 でもある程度コントロールできるようになったときに、ふと佐々木さんのようにシステムとして厳密でなくていいやと思った。先延ばしは必ず発生してしまうから別のアプローチ、特にマインドセットとしてのアプローチを探して見ようと思って、本屋へ行ってみつけたのが、この『「先延ばし」にしない技術』という本。 行動を起こすということ 行動はたいてい単独で起こすのではない、目標に向かって起こすのだ。その目標に向かうために、決心し、実行し、それを維持するという三部構成になっている。そのなかでたくさんの実例や研究を元に様々な技術が紹介される。もし、ビジネス書をたくさん読んでいる方であれば、どれもどこかで見たことがあるのかもしれない。でも、この本はフォーカルポイントと同じで読みやすく、わかりやすく、まとまっている。この点でも、読んでみる価値はあると思う。もし何か一つでも得られる物があれば儲けものだし。 ...